我が家の反抗期

うちの3人息子達は、反抗期という反抗期がなかった。

男の子3人だし、中高生になる頃には「うっせぇ!」とか「くそババア!」とか言われるのだろうなぁと思っていたのだけれど…… 一向にそういう気配がない。

その頃、TVでは反抗期がない子供は、大人になってから爆発したように反抗することがあるといっていて、不安になった私は子供達にこう言った。

「あのー、あんたたち反抗期ないけど…大人になってから、どーん!と爆発されても母さん受け止めきれないからさ、小出しにしてもらえませんかねー」と。

すると、息子達が一言。           「反抗期ってアホらしくない?」と。

因みに私は子供の頃、まぁまぁの反抗期があった。親に何かと反抗しては、ドアをバーン!と閉めたり、何日も口をきかなかったり、学校から帰ってきて、すぐにお弁当箱を出さずに部屋に置きっぱなしだったもんで3〜4個弁当箱が常備されていたし。……大人になった今だと、まぁ、成長の過程よね。なんて思ったりして。

なのに…息子達はそれをアホらしいという。  ん?それを全力でやってた私って…?

普通、小学校高学年になると参観日に親が来るのを嫌がる。「来なくていいし!」とか言ったりして。中学生になると「絶対来ないでよ!」になるだろう。でも、私は息子達に1度も「来ないで!」と言われた事がない。それも不思議に思い息子達に聞いてみると「だって、来るなって言っても来るでしょ?」と一言。

確かに……100%行く!

参観日なんかで学校に行くと、校舎の窓から「まるちゃーん!」と手を振られる。息子ではない、息子の友達達だ。

ママ友からは「この前、娘と大喧嘩した時になんて言われたと思う?」と聞かれ、「なんて言われたの?」と聞くと、「娘が、まるちゃんなら分かってくれるもん!って言ったのよー」と聞かされた。

んー……、どうやら私は、子供達にとって同等の存在なのではないだろうか。精神年齢が低いというか…子供以上に子供なのかも。

うちは息子3人と私の、4人家族だ。例えばケーキが3つしかなかったとして、普通親なら自分は我慢して子供達に与えるだろうが、うちは違う。公平にじゃんけんだ。勿論、私も参加する。だって、私もケーキ食べたいし 笑笑。 もし、私が勝って子供1人が食べられないとしたら、半分こにする。だって、私もケーキ食べたいし 笑笑。

きっと、そういうところだな。

自分より子供っぽい人に、反抗する気は起きないしね。アホらしいと思うのも納得がいく。息子達よ、こんな母親ですまん!

反抗期がないのがいいのか悪いのか、私には全く分からないけども、まぁ、毎日楽しく過ごせてるのでいいんちゃうかな。これはこれで 笑笑。

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