男の子の点呼方法

子供達が小さかった頃のお話です。

当時、私達家族は社宅に住んでいました。社宅はフェンスで囲まれていて、小さな砂場が付いていました。子供達を遊ばせるにはちょうどいいぐらいの広場でした。

社宅に住んでいる子供達が外で遊び始めると、もちろん息子達も「外行くー!」と言い出します。

そこで、私は息子達に派手な色のお揃いの上着を着せて外に出します。

そして私は、外でお喋りをしているママさん達に加わると、まず四方八方に散らばった息子達を点呼する。

「1、2…3。よし!いる!」

そうです。目立つ派手な色のお揃いの上着を着せたのは、遠くからでもすぐ点呼出来るようにです。

女の子はいいんです。だいたいお喋りしてるママの隣か近くで遊んでいる事が多いので。羨ましい。

でも、男の子は違うのです。敷地内の隅から隅まで動き回るんです。とてもじゃないけど付いてはいけません。

そこで考えた策が、「遠くから点呼作戦」です。

お喋りをしつつも、目は常に点呼。「1…2、3。OK!いる!」「1、2……あれ?3どこ行った?あっ!いたいた!3!」ってな具合に 笑笑

目立つ色の上着を着せてるおかげで、息子がフェンスをよじ登ろうとしてたりすると、誰かしらのママさんが「○○君ママー!○○君が脱走しようとしてるよー!」と教えてくれます。

なんて便利! 笑笑

男の子には、フェンスなんて関係ないのです。そこに山があるから登るのだ!並に越えていきます。きっと男のロマンなんでしょう。 笑笑

そして、通報を受けた私は、すぐさま捕まえに向かうのです。

まぁ、こんなことの繰り返しですが…この「遠くから点呼作戦」かなり便利です。是非、お試しあれ!

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